光の速さ
ブラドレーの光行差
図1のように走っている電車から鉛直に降っている雨をみると斜めから降っているようにみえる。
自動車が早くはしれば走るほど前方から雨がフロントにあたっている経験は1度や2度ではないだろう。
また,雨の日に傘をさして走った場合傘を斜め前方に傾けて走る。これらは全て相対速度のことで説明できる。
光もこのことがいえる。
地球が恒星に対して運動していると図2ように,地球の公転運動の向きの前方から斜めに恒星の光がやってくるように見える。この現象を光行差という。
地球が公転運動をしていれば,光行差は1年周期で変化する。これを年周光行差という。
1727年,イギリス人のブラドレーが発見した。
年周光行差は恒星までの距離に関係なくその最大値は20.5”であった。
問題
年周光行差が 20.5”で,地球の公転の速さが3.0×104[m/s]であった。
光の速さはいくらか。