光の速さ

ガリレイの試み

 初めて,光の速さを測定しようと試みたのはガリレオ・ガリレイでした。
 光の速さは有限か無限か。1607年に試みました。
 ガリレオの方法は図に示したような方法でした。
 助手に頼のんで見通しのきく数km離れた2点間に立ちました。
 まず,両者がカンデラの灯を手でおおう。
 次に,片方Aが手をカンデラから離しカンデラの灯を片方Bに送る。
 もう一方BがAから送られたカンデラの灯を認めたらカンデラから手を離しBのカンデラの灯をAに送るという約束でした。そしてその間の時間をはかれば光の速さが測定できるはずであるという理論でした。お互いの距離をだんだん遠くしながら実験を試みましたが,なかなか,その時間を測ることはできませんでした。ガリレオはついにこれは結局お互いの反応時間を測っているのだということにきずきました。
  結果はもちろん失敗でした。光の速さがはやすぎて時間が計れなかったからです。諸君は失敗だからといってガリレオのこの方法を馬鹿にしてはいけません。今後光の速さの基本的なやりかたは全てこの方法だからですから。
ただ,距離を長くするか,短い時間を測定できる工夫をしただけですから。特に後者の工夫につきると思います。