紫外線調査
岐阜県 高校文化連盟 自然科学部会 環境一斉調査
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自然科学部会編「環境調査マニュアル」で私が担当した箇所の原稿です。
4.紫外線調査
<オゾン層破壊と紫外線>
地球は今、46億歳です。10億歳のときに海ができ、海の中で最初の生命が誕生しました。しかし、その後32億年間、生物は海から地上へ上陸することができませんでした。それは、地表には遺伝子破壊などを引き起こす有害な紫外線(UV-B)が降り注ぎ、生物は上陸と同時に焼き尽くされてしまったからでした。
生物が上陸に成功したのは地球が42億歳のとき、海中の生物が光合成を行って発生した酸素が十分な量になり、大気圏にオゾン層がつくられたときでした。つまり、最初の生命が誕生してから生物が陸上で生活できるようになるまで、32億年という長い時間がかかった訳です。
オゾン層は地表の上空約20kmあり、太陽から降り注ぐUV-Bからすべての地上生物を守る役割を果たしています。ところが今、オゾン層は急速な勢いで破壊されています。このまま破壊が続くとどうなるか。答は簡単。4億年前の状態に戻る…すべての陸上生物が絶滅するということです。
オゾン層破壊の原因は人間が発明したフロンという物質です。フロンは冷蔵庫やクーラーの冷媒、精密機器の洗浄、発泡スチロールなどの発泡、スプレーなどのエアゾールなど、非常に幅広く使用されています。
フロンがオゾン層を破壊すると最初に警告がなされたのは1974年でした。それは、10年後にオゾンホールが発生、20年後に人体に影響が現れる、30年後には取り返しのつかない事態になる、というものでした。その警告は1985年のオゾンホール発生、ここ数年の皮膚ガンの増加と、現実化しています。そして、警告通りに事態が進行していることから、オゾン層破壊は最も緊急かつ深刻な環境問題だということが分かります。
オゾン層破壊は南極上空だけの話ではありません。北半球の工業地帯上空でも破壊は進行しています。日本の上空も同様です。先進諸国では事態を深刻に受け止め、対策を積極的に行っています。一般の人たちも状況をよく把握し、自衛に努めています。
多くの先進諸国では「バーンタイム」をはかる紫外線測定器が広く普及しています。バーンタイムとは紫外線の強さを表す国際指標で、直射日光を浴びてよい限界時間で示され、紫外線が強いほどバーンタイムは短くなります。先進諸国では新聞の天気予報欄に毎日掲載されるほど、よく知れ渡っている指標です。
そうした他の先進諸国に比べて、日本では紫外線に対する認識がはるかに希薄です。だからといって、私たちが紫外線の被害を受けずに済む訳ではありません。私たちは自分たちの生命を守るためにも紫外線に対する関心を高めていく必要があるといえます。
平成9年度から環境調査の一環として始まった「紫外線調査」は、紫外線の実態を知り、オゾン層破壊への認識を高めていく上で大きな意味を持っています。皆さんの一斉調査への参加を切望します。
(1) 目的
それぞれの高等学校近郊に降り注ぐ紫外線Bの強さが、バーンタイムでどれくらいに相当するかを測定し、それぞれの測定値をまとめ、岐阜県における紫外線Bの強さについての実態を知り、観測地の標高や天候などによって紫外線の注ぎ方にどれくらい差があるか調べる。
(2) 方法
a. 紫外線測定器(商品名:サンウォッチ)の準備。
輸入品のため一般にはなかなか手に入らない。下記の会社に問い合わせ、直接購入する。
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「アメンボ」(代表:柴田英俊さん) 電話 0940-52-2997 FAX 0940-52-5554
〒811-3307 福岡県宗像郡津屋崎町大字渡字内浦 定価:6800円 (送料込)。
最近、学校生協などでも扱い始めたようです。(岐阜県の場合)
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・為替相場の状況により定価変更の可能性がある。直接問い合わせて確認して下さい。
・よく在庫切れになるので、早めに申し込む方が良い。
b. 紫外線測定器の初期設定。
測定に先立って、説明書をよく読んで次の設定を行う。設定を誤ると正しく測定できない。
・時刻:日本時間に合わせる。AMとPMの表示の違いが微妙なので注意する。
・スキンタイプ:皮膚の日焼けのしやすさを表す数字。
「環境調査」に用いるときは、スキンタイプを「8」(標準)に合わせる。
c. 紫外線の測定
屋外に出て、サンウォッチのセンサー部を直射日光に当てる。
すると、直ちに バーンタイム と UV-INDEX が表示されるので、両者の値を読みとる。
◎ [昨年度からの変更] 測定項目として新たに「UV-INDEX」が加わりました。
・バーンタイム や UV-INDEX の値は時々刻々変動するので、約1分間の平均値を測定値とする。
・測定時刻と、その時の「見通し」(遠くの景色の明瞭度)を[最良・良・並・悪]で記録する。
(3) 平成10年度 岐阜県下一斉調査日時
酸性雨調査と同一の期間を一斉調査日に定める。
@ 6月22日(月)〜7月4日(土) A 9月7日(月)〜9月19日(土)
※ 調査時刻:各調査日の午後1時00分(±30分)。
(4) 報告先
・次の報告用紙に記入し、データをお送り下さい。
・用紙はコピーしてお使い下さい。
・報告は(できれば)FAXでお願いします。なお、送信の際に「FAX送信票」は不要です。
送付先 〒500-8889 岐阜市大縄場3-1 岐阜高等学校 物理科 浦崎 太郎 宛
電話 058-251-1234 FAX 251-8151
FAX送信票
(紫外線調査報告)
以下のようにFAX送信しますので、よろしくお願いいたします。
送信元:(学校) (担当) FAX.No. |
送信先:県立岐阜高等学校 物理科 浦崎 太郎 FAX.No. 058-251-8151 |
送信枚数:(この送信票を含めて) 枚 |
測定場所
市 町 岐阜県 郡 村 標高 m |
測定結果
測 定 日 |
時刻(24時間制) |
バーンタイム |
UV-INDEX |
天気 |
見通し(視界) |
備 考 |
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分 |
最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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最良・良・並・悪 |
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分 |
最良・良・並・悪 |
特記事項(気づいたことなど)