1999(平成10年)年「小学校学習指導要領」

理 科 分野別


[ | 光・音 | 電気・磁気 | 植物 | 動物 | 気象 | 天体 | 土地のつくり | 物質と変化]

[第4学年]
 (1)閉じ込めた空気及び水に力を加え、そのかさや圧し返す力の変化を調べ、空気及び水の性質についての考えをもつようにする。
  ア 閉じ込めた空気を圧すと、かさは小さくなるが、圧し返す力は大きくなること。
  イ 閉じ込めた空気は圧し縮められるが、水は圧し縮められないこと。

[第5学年]
 (2)てこを使い、力の加わる位置や大きさを変えて、てこの仕組みや働きを調べ、てこの規則性についての考えをもつようにする。
  ア 水平につり合った棒の支点から等距離に物をつるして棒が水平になったとき、物の重さは等しいこと。
  イ 力を加える位置や力の大きさを変えると、てこを傾ける働きが変わり、てこがつり合うときにはそれらの間に一定のきまりがあること。
 (3)おもりを使い、おもりの重さや動く速さなどを変えて物の動く様子を調べ、物の動きの規則性についての考えをもつようにする。
  ア 糸につるしたおもりが1往復する時間は、おもりの重さなどによっては変わらないが、糸の長さによって変わること。
  イ おもりが他の物を動かす働きは、おもりの重さや動く速さによって変わること。


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光・音

[第3学年]
 (1)鏡などを使い、光の進み方や物に光が当たったときの明るさや暖かさを調べ、光の性質についての考えをもつようにする。
  ア 日光は集めたり反射させたりできること。
  イ 物に日光を当てると、物の明るさや暖かさが変わること。

[ | 光・音 | 電気・磁気 | 植物 | 動物 | 気象 | 天体 | 土地のつくり | 物質と変化]

電気・磁気

[第3学年]
 (2)乾電池に豆電球などをつなぎ、電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ、電気の回路についての考えをもつようにする。
  ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。
  イ 電気を通す物と通さない物があること。
 (3)磁石を使い、磁石に付く物や磁石の働きを調べ、磁石の性質についての考えをもつようにする。
  ア 物には、磁石に引き付けられる物と引き付けられない物があること。また、磁石に引き付けられる物には、磁石に付けると磁石になる物があること。
  イ 磁石の異極は引き合い、同極は退け合うこと。

[第4学年]
 (3)乾電池や光電池に豆電球やモーターなどをつなぎ、乾電池や光電池の働きを調べ、電気の働きについての考えをもつようにする。
  ア 乾電池の数やつなぎ方を変えると、豆電球の明るさやモーターの回り方が変わること。
  イ 光電池を使ってモーターを回すことなどができること。

[第6学年]
 (3)電磁石の導線に電流を流し、電磁石の強さの変化を調べ、電流の働きについての考えをもつようにする。
  ア 電流の流れている巻き線は、鉄心を磁化する働きがあり、電流の向きが変わると、電磁石の極が変わること。
  イ 電磁石の強さは、電流の強さや導線の巻き数によって変わること。


[ | 光・音 | 電気・磁気 | 植物 | 動物 | 気象 | 天体 | 土地のつくり | 物質と変化]

植物

[第3学年]
 (1)身近な昆虫や植物を探したり育てたりして、成長の過程や体のつくりを調べ、それらの成長のきまりや体のつくり及び昆虫と植物とのかかわりについての考えをもつようにする。
  イ 植物の育ち方には一定の順序があり、その体は根、茎及び葉からできていること。

[第4学年]
 (1)身近な動物や植物を探したり育てたりして、季節ごとの動物の活動や植物の成長を調べ、それらの活動や成長と季節とのかかわりについての考えをもつようにする。
  イ 植物の成長は、暖かい季節、寒い季節などによって違いがあること。

[第5学年]
 (1)植物を育て、植物の発芽、成長及び結実の様子を調べ、植物の発芽、成長及び結実とその条件についての考えをもつようにする。
  ア 植物は、種子の中の養分を基にして発芽すること。
  イ 植物の発芽には、水、空気及び温度が関係していること。
  ウ 植物の成長には、日光や肥料などが関係していること。
  エ 花にはおしべやめしべなどがあり、花粉がめしべの先につくとめしべのもとが実になり、実の中に種子ができること。

[第6学年]
 (2)動物や植物の生活を観察し、生物の養分のとり方を調べ、生物と環境とのかかわりについての考えをもつようにする。
  ア 植物の葉に日光が当たるとでんぷんができること。
  イ 生きている植物体や枯れた植物体は動物によって食べられること。


[ | 光・音 | 電気・磁気 | 植物 | 動物 | 気象 | 天体 | 土地のつくり | 物質と変化]

動物

[第3学年]
 (1)身近な昆虫や植物を探したり育てたりして、成長の過程や体のつくりを調べ、それらの成長のきまりや体のつくり及び昆虫と植物とのかかわりについての考えをもつようにする。
  ア 昆虫の育ち方には一定の順序があり、その体は頭、胸及び腹からできていること。
  ウ 昆虫には植物を食べたり、それをすみかにしたりして生きているものがいること。

[第4学年]
 (1)身近な動物や植物を探したり育てたりして、季節ごとの動物の活動や植物の成長を調べ、それらの活動や成長と季節とのかかわりについての考えをもつようにする。
  ア 動物の活動は、暖かい季節、寒い季節などによって違いがあること。

[第5学年]
 (2)魚を育てたり人の発生についての資料を活用したりして、卵の変化の様子を調べ、動物の発生や成長についての考えをもつようにする。
  ア 魚には雌雄があり、生まれた卵は日がたつにつれて中の様子が変化してかえること。
  イ 人は、母体内で成長して生まれること。

[第6学年]
 (1)人及び他の動物を観察したり資料を活用したりして、呼吸、消化、排出及び循環の働きを調べ、人及び他の動物の体のつくりと働きについての考えをもつようにする。
  ア 体内に酸素が取り入れられ、体外に二酸化炭素などが出されていること。
  イ 食べ物は、口、胃、腸などを通る間に消化、吸収され、吸収されなかった物は排出されること。
  ウ 血液は、心臓の働きで体内を巡り、養分、酸素及び二酸化炭素を運んでいること。
 (2)動物や植物の生活を観察し、生物の養分のとり方を調べ、生物と環境とのかかわりについての考えをもつようにする。
  イ 生きている植物体や枯れた植物体は動物によって食べられること。
  ウ 生物は、食べ物、水及び空気を通して周囲の環境とかかわって生きていること。


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気象

[第3学年]
 (1)日陰の位置の変化や、日なたと日陰の地面の様子を調べ、太陽と地面の様子との関係についての考えをもつようにする。
  ア 日陰は太陽の光を遮るとでき、日陰の位置は太陽の動きによって変わること。
  イ 地面は太陽によって暖められ、日なたと日陰では地面の暖かさや湿り気に違いがあること。

[第4学年]
 (2)水が水蒸気や氷になる様子を観察し、温度と水の変化との関係などを調べ、水の状態変化についての考えをもつようにする。
  ア 水は、温度によって水蒸気や氷に変わること。
  イ 水は水面や地面などから蒸発し、水蒸気になって空気中に含まれるとともに、結露して再び水になって現れることがあること。

[第5学年]
 (1)1日の天気の様子を観測したり、映像などの情報を活用したりして、天気の変わり方を調べ、天気の変化の仕方についての考えをもつようにする。
  ア 天気によって1日の気温の変化の仕方に違いがあること。
  イ 天気の変化は、映像などの気象情報を用いて予想できること。


[ | 光・音 | 電気・磁気 | 植物 | 動物 | 気象 | 天体 | 土地のつくり | 物質と変化]

天体

[第4学年]
 (1)月や星を観察し、月の位置と星の明るさや色及び位置を調べ、月や星の特徴や動きについての考えをもつようにする。
  ア 月は絶えず動いていること。
  イ 空には、明るさや色の違う星があること。
  ウ 星の集まりは、一日のうちでも時刻によって、並び方は変わらないが、位置が変わること。

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土地のつくり

[第5学年]
 (2)地面を流れる水や川の様子を観察し、流れる水の速さや量による働きの違いを調べ、流れる水の働きと土地の変化の関係についての考えをもつようにする。
  ア 流れる水には、土地を削ったり、石や土などを流したり積もらせたりする働きがあること。
  イ 雨の降り方によって、流れる水の速さや水の量が変わり、増水により土地の様子が大きく変化する場合があること。

[第6学年]
(1)土地やその中に含まれる物を観察し、土地のつくりや土地のでき方を調べ、土地のつくりと変化についての考えをもつようにする。
  ア 土地は、礫、砂、粘土、火山灰及び岩石からできており、層をつくって広がっているものがあること。
  イ 地層は、流れる水の働きや火山の噴火によってでき、化石が含まれているものがあること。
  ウ 土地は、火山の噴火によって変化すること。
  エ 土地は、地震によって変化すること。


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物質と変化

[第4学年]
 (2)金属、水及び空気を温めたり冷やしたりして、それらの変化の様子を調べ、金属、水及び空気の性質についての考えをもつようにする。
  ア 金属、水及び空気は、温めたり冷やしたりすると、そのかさが変わること。
  イ 金属は熱せられた部分から順に温まるが、水や空気は熱せられた部分が移動して全体が温まること。

[第5学年]
 (1)物を水に溶かし、水の温度や量による溶け方の違いを調べ、物の溶け方の規則性についての考えをもつようにする。
  ア 物が水に溶ける量には限度があること。
  イ 物が水に溶ける量は水の量や温度、溶ける物によって違うこと。また、この性質を利用して、溶けている物を取り出すことができること。
  ウ 物が水に溶けても、水と物とを合わせた重さは変わらないこと。

[第6学年]
 (1)いろいろな水溶液を使い、その性質や金属を変化させる様子を調べ、水溶液の性質や働きについての考えをもつようにする。
  ア 水溶液には、酸性、アルカリ性及び中性のものがあること。
  イ 水溶液には、気体が溶けているものがあること。
  ウ 水溶液には、金属を変化させるものがあること。
 (2)物を燃やし、物や空気の変化を調べ、燃焼の仕組みについての考えをもつようにする。
  ア 植物体が燃えるときには、空気中の酸素が使われて二酸化炭素ができること。


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