レポートを作成してもらい、それついて評価をおこなう。
テキスト
| 「認知神経心理学」 | グザヴィエ・スロン(著) | 白水社文庫クセジュ |
| 「自閉症の謎を解きあかす」 | フリース(著) | 東京書籍 |
授業内容の全体計画
| 第1回 | オリエンテーション |
| 第2回 | 学習障害とは−−学習障害児の診断 |
| 第3回 | 知能とは−−知能検査(WISC−R)の実習 |
| 第4回 | 学習過程の情報処理の視点からのアプローチ |
| 第5回 | 大脳の機能について−−神経心理学的視点 |
| 第6回 | 注意欠陥多動症候群との合併について−−非行と関連する危険性について |
| 第7回 | 学習障害と高機能自閉症/アスペルガー症候群との鑑別診断について |
| 第8〜10回 | 子どもの問題把握の視点のおき方−−学習面・行動面・情緒面 |
| 第11〜12回 | 子どもの記録のとり方と整理の仕方 |
| 第13回 | 講義のまとめ |
| 授業科目 | 学習障害児の発達援助 (2) | 担当教員 | 辻井正次 |
| 開講学部 | 教育・外国語学部 4回生 | 単位数 | 2単位 | 後期 |
授業科目の目標
実際に学習障害研究プロジェクトに参加し、学習障害児や、その本態は異なるものの似た臨床症状をもつアスペルガー症候群の子どもたちと関わり、ある一人の子どもについての臨床的理解に取り組むとともに、教科教育の専門家としての視点から担当の子どものための個別学習教材を作成することを試みます。
学習障害については、読み障害、書き障害、計算障害からなるが、そうした個々の障害について認知心理学(情報処理)・神経心理学的な視点から理論的な検討を加える。さらに先行研究などを参考にして、実際の発達援助的介入をおこなう。
- 国語での読み書き指導
- 算数での基本計算や応用の指導
- 英語での読み書き指導(英語圏では発達性読字障害(ディスレクシア)が日本語圏よりはるかに多いことが知られている)
- 社会での種々の概念獲得・分類の指導
- 体育・美術・音楽での協調運動の指導
などについて取り組んでみてください。
大学4年間に学んできた学問を実践的に再検討する集大成の機会になると思います。また、実際に会に参加する子どもに対する対応をしていただく意味での責任性もともなう講義です。
学修成果の評価方法
担当することになった学習障害児もしくはアスペルガー症候群の子ども1名についての実際に利用可能な個別教材を作成してもらい、その内容について評価をおこなう。
テキスト
| 「読み書き障害の克服」 | ホースビー,B.(著) | 協同医書出版社 |
| 「認知心理学から見た数の理解」 | 吉田甫・多鹿秀継(編著) | 北大路書房 |
ほか、協調運動障害(不器用さ)に関する文献と日本語獲得に関する文献をおって指定する。
授業内容の全体計画
| 第1回 | オリエンテーション |
| 第2回 | 読み(reading) の障害に対する理論的視点と指導の在り方 |
| 第3回 | 書き(writing) の障害に対する理論的視点と指導の在り方 |
| 第4回 | 四則演算の問題に対する理論的視点と指導の在り方 |
| 第5回 | 数学の応用問題に対する理論的視点と指導の在り方 |
| 第6回 | 英語の読み書きの理論的視点と指導の在り方−−日本語との違い |
| 第7回 | 概念の獲得、操作に対する理論的視点と指導の在り方 |
| 第8回 | 協調運動(motor coordination)の障害に対する理論的視点と指導の在り方 |
| 第9〜10回 | 個別教材の作成 |
| 第11〜12回 | 個別教材についての成果の査定 と 個別教材の再作成 |
| 第13回 | 講義のまとめ |
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by Tsujii